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辞書から 3

「庭」
③特定の何かをする場所の意の雅語的表現。
例:「学びの庭」「戦の庭」「庭の教え(=家庭での教育)」
※「雅語」・・口頭語で使うとそぐわないが、詩歌・古文の表現に用いられた、洗練された和語。

・①②のような具現的な形はない。
・ある性格を持つ場所の代名詞。

詩歌・古文の表現の一例
〈万葉集 388〉
海神は くすしきものか 淡路島 中に立て置きて
白波を 伊予に廻らし 居待月(ゐまちづき) 明石の門(と)ゆは 夕されば 潮を満たしめ 明けされば 潮を干(ひ)しむ
潮騒の 波を畏み 淡路島 礒隠り居て
いつしかも この夜の明けむと さもらふに 寐(い)の寝かてねば 滝の上の 浅野の雉(きぎし) 明けぬとし 立ち騒くらし
いざ子ども あへて漕ぎ出(で)む 庭も静けし


海神は奇怪なものか、淡路島を中に立て置いて、
伊予に白波をめぐらし十八夜の明るい明石の門から夕方になれば満ち潮にし、夜が明ければ干き潮にする。
潮騒の音を畏れ、淡路島の磯に隠れて居て夜明けはいつかと寝ずに居て、
夜を明かせば、海に続く滝の上の浅野にいる雉が、夜が明けたと鳴き騒ぐ。
さあ皆んな、もう漕ぎ出そう、海も静かであるから。

ここでは「海」を庭と表現している。

つづく













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2015-01-20 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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